あの日から30年

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助産師 米屋 麻香

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あの日から30年

いろいろ

2025/01/17 あの日から30年

阪神淡路大震災から今日で30年。

 

30年前、福井県あわら温泉で地震に会った母と私。

当日京都までしか電車が動かず、私たちは手前の敦賀で1泊しました。

翌日、電車が大阪まで開通し帰れることになりました。

 

自宅の尼崎はどうなってるんだろう?

隣の部屋の友達に電話してみると今は電気もガスも水も来てる。

ただ少し茶色い水が出るから水は買って帰るといいかもといわれリュックを買って2ℓの水を2本買って電車に乗りました。

 

大阪に着いて何か食べて帰ろうと大丸に入りました。

大丸はいつも通りに営業してました。

服売り場で服を見てる人がいて、被災地にもっていくものを見てるんだろうなと思ったんです。

でも、その人が見てるのはお出かけ用の服でした。

ただのお買い物だったんです。

電車に乗ったら30分から1時間くらいの場所は大変なことになってるのにと衝撃でした。

 

いつも通りの大丸の中で大きなリュックを背負ってる母と私は変な存在でした。

 

レストランに入っても、普通に水が出てくることに驚きました。

まあ、当たり前なんですけど。

地震の後、ずっとニュースで被災地の様子を見ていたから大阪も神戸のような感じかと思ってしまっていたというか。

テレビの映像と、それほど遠くない大阪の様子が違いすぎて。

大阪が普通過ぎて、いつも通り過ぎて、なんか腹が立った記憶があります。

 

今年はここまで。

 

 

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