山口市産後ケア事業

米屋助産院

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助産師 米屋 麻香

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山口市産後ケア事業

おっぱいマッサージ,コラム

2018/07/05 山口市産後ケア事業

山口市では、平成28年秋から産後ケア事業を行っています。

みつは助産院も、事業スタート時から協力しています。

 

今日は、産後ケア事業を利用したおっぱいマッサージに行ってきました。

 

5月に第一子を出産されたYさん。

おっぱいは出すぎるくらいで、生後2か月のYくんの体重はすでに出生体重の2倍!

 

Yくんはたくさん飲んでくれてますが、飲みきれないようでおっぱいがたまった状態でした。

 

Yさんの授乳回数は16~17回。

10回前後の人が多いので、とても多い回数だと思います。

 

一回の授乳でしっかり飲めてないと、授乳回数が多くなります。

おっぱいの出が悪い、飲ませ方・飲み方がうまくいってないとたくさん飲めません。

 

すると、すぐにおなかが空いてしまい、次の授乳をすることになります。

 

Yさんはおっぱいはたくさん出ていますが、1回の授乳でしっかり飲ませられてなかったようです。

1回の授乳でしっかり飲ませることができたら、親子で少し休憩できるます。

 

1日に16回も授乳していたら、他の事が何もできません。

食事の準備をする時間が取れないので、おかずはお惣菜を買ってくるそうです。

 

1日に16回も授乳していたらおっぱいへの刺激が多くなり、出すぎにつながっているのではと思います。

 

1回の授乳でもう少ししっかり飲ませて、一日の授乳回数を少し減らすことができたら。

・おっぱいの量が少し減り需要と供給のバランスが取れる。

・おっぱいの出すぎによる不調が減る

・親子でちょっと休憩の時間が取れる

・Yくんの体重増加が抑えられる

 

産後3カ月くらいまでは、おっぱいじゃないのに泣いたらおっぱいと思ってあげていることがあります。

赤ちゃんも、反射があるのでつい飲んじゃうし。

 

それで、授乳回数が増えたり、体重が増えすぎたりすることがあります。

 

3か月くらい経つと、お母さんもなんかおっぱいじゃないなと感じるようになります。

赤ちゃんも、おっぱいじゃない時はぷいとよそを向いたりして意思表示するようになります。

 

それまでは、授乳回数が多くなるのは仕方ないかなと思います。

Yさん親子の場合は、ちょっと多すぎたので減らしていけるようにお話しました。

 

 

産後ケア事業ですが、山口市では産後4カ月まで利用できます。

1回ですが、無料でおっぱいマッサージなど受けることができます。

利用するには申請が必要です。

 

利用してみたい、詳しく知りたいという方は山口市保健センターにお問い合わせください。

 

 

 

 

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