陥没乳頭

今日はＴさんのところにおっぱいマッサージに行ってきました。

産後ケア事業の利用でした。

 

予約の電話で授乳の状況を聞くと「陥没なのでうまく飲めなくてミルクを足している」ということでした。

 

Ｈちゃんの機嫌がよかったので、まずはおっぱいマッサージをすることに。

Tさんのいうように陥没乳頭でした。

 

陥没乳頭には真正陥没と仮性陥没があります。

真正陥没の人は少なく、ほとんどが仮性陥没です。

仮性陥没は程度様々です。

 

助産婦学生の時にお産させてもらった方が仮性陥没でした。

学生の私はこういう乳頭の人もいるんだ。授乳はどうするんだろう？と心配になりました。

 

でもその人は全く心配してなくて。

 

第１子の時も助産婦学生が担当だったそうです。

母乳育児を希望していたのでその学生に励ましてもらいながら一生懸命頑張ったそうです。

 

だんだん飲めるようになり最終的に完母になったそうです。

乳頭も途中から引っ込まなくなったそうです。

 

第２子出産後の乳頭は陥没してましたが、第１子の経験があるから全く心配してないんです。

授乳をすると赤ちゃんも何事もないように飲んでて。

 

学生の時にそういう母さんとの出会いがあったので、私の中に陥没乳頭＝飲めないという構図がないんです。

 

もちろん大変です。

陥没乳頭は陥没している部分の皮膚が弱いので、授乳の時にすぐに痛くなります。

 

授乳したいのに痛くてあげられない。

赤ちゃん引っ掛かりが少ないのでなかなか飲めない。

頑張って飲ませると痛い。

 

そんなことの繰り返しで、悲しいくて辛くて痛くて。

授乳がうまくいかない母さんはよく泣いてます。

 

陥没乳頭の母さんが授乳をあきらめる理由の１つに痛みがあると思います。

 

それと、よく聞くのが「助産師さんから飲みにくいおっぱいっていわれました」です。

まぁほとんどがどこが飲みにくいんだろ？っていう感じですけど。

 

そして、飲みにくおっぱいっていっておいて、授乳ができるようにサポートしてないんです。

飲みにくいおっぱいだなと思ったなら、他の人たちよりしっかりサポートしてあげないといけないのに。

 

助産師が陥没乳頭じゃあ授乳は無理と思っていたら、母さん本人も無理なのかなぁと思ってしまうと思います。

 

さっきも書いたように陥没乳頭で授乳するのは本当に大変です。

なので、授乳したいという母さんの気持ちが大事です。

そして、それをサポートしてくれる助産師の存在も大事だと思います。

 

母さんの思いを理解してサポートしてくれる助産師を見つけて欲しいです。

弱音を吐いたり、励まされたらなんとか乗り切れるんじゃないかなぁ。

 

なんか文章めちゃくちゃですみません。

 

さて。

おっぱいマッサージ後、授乳することに。

Ｈちゃんは吸い付こうとして吸い付けずを何回も繰り返した後、吸い付きましたー！

 

嫌がらず泣かず、根気よくトライするＨちゃん。

よく頑張りました♪